ハートマーク・ビューイング

東北関東大震災の復興支援活動、

｢ハートマーク・ビューイング」を紹介させていただきます。

全国各地のワークショップでつくった

布のハートマークをつなぎ合わせて被災地に送り、

避難所をみんなのハートで飾るプロジェクトです。

庭ＪＡＰＡＮ特別野外編「こよみのよぶね」の監修者でもある

日比野克彦さんの発起によるものです。


ハートマーク・ビューイングのホームページより

コンセプトを転記させていただきます。


震災から時が経つにつれ、被害を追った市域の人々のもとに、
日常生活に必要な救援物資が届き、
生きていく上での衣食住の確保は進みますが、
避難所での生活が長期化すればするほど
精神的にも厳しいものになっていきます。

・被災者にとっての暮らしの空間である避難所を
　少しでも気持ちが癒される雰囲気にし、
　こころ温まる空間を創り出すことができないだろうか？

・思いを形にし、被災者の方々のところへ届け、
それが励みになり、
被災地の復興への活力になることができないだろうか？

と考えました。
全国各地の人びとが心にいだいている
「何かできないか」という想いを具現化し、
被災地に届け、
避難されている方々の日常の風景になり、
それが糧になり、
復興への活力の助けになればと思っています。
「ハートマーク」は、
だれもが「愛」や「気持ち」「こころ」をイメージする形です。
この形の力を借りて、
ハートマークを作り、
気持ちの交流が
目に見える形になるようにしていきたいと考えています。

ハートマークビューイング実行委員会
日比野克彦


端切れ布と、はさみと、のり又は糸と針があれば

どこでも誰でもハートをつくって

東京へ送り、

被災地へ届ける「ハートマーク・ビューイング」の一部になることができます。

詳しくはこちらへ　↓

ハートマークビューイング　ホームページ
http://www.heartmarkviewing.jp/








　

塩の潤

「庭人の輪」　春を届けるプロジェクト

　九州の長崎平和公園をスタート地点とし、各地域の桜と共に
『絶対に春はやってくる・・・西日本が元気でいなければ！
　　南から　桜の花が咲くように　　笑顔と希望を咲かせよう。。。』
をコンセプトにトラックをどんどん乗り継いで北上していき
東京・六本木（ａｗａｂａｒ）まで春を届けようというプロジェクト。
(設置させていただいたお店の売上金の一部が義援金として寄付されます。）
今なにもできないもどかしさと共に
正直で素直な気持ちのままに
庭師らしい表現とは？
庭師としてなにができるのか？今なにをすべきであるのか？
現段階では日々の生活、そして仕事に専念することが一番大事なのではないだろうか？
そんな中でできることが「サクラ（笑顔・希望）」というキーワードだった。
様々な想いを抱え、考えながら悩みながら北上していきます。
本心は・・・東北まで届けたい・・・しかし、今の段階での被災地の情報、
混乱を考慮した上でやむをえなく東京にゴールを定めました。
東北にはこの気持ちを込め、パネルにして送りたいと考えております。
あわせて関東の庭師が宮城のよっちゃんと小畑庭園研究会の方々に届ける
義援金も集めております。
詳しくは各地区の担当の方に。
日本中の庭師の気持ちがつながっていったらなという願い込めて。

長崎
出発3/26（土）昼くらい

鳥取・島根
3/27（日）　岡山に合流

広島・福山
到着3/26（土）　夕方
出発3/27（日）　早朝

岡山
到着3/27（日）　昼くらい
出発3/27（日）　夕方

大阪
到着3/27（日）　夜
出発3/28（月）　夕方

愛知
到着3/28（月）　夜
出発3/29（火）　夕方

東京
到着3/29（火）　夜

○各地域で少しずつ桜を集めて欲しいです。
（量の調整は各地域で）
○主に桜の枝を。もしくは春を感じれる種の枝でも可。
○運搬の都合上、できるだけ枝はまっすぐなものを。
○芽を傷つけないように注意する。
○このプロジェクトの高速代、ガソリン代などに使わせていただく
　ご寄付をいただけたらと希望しております。
（余った分は東北の義援金にさせていただきます。）
○このプロジェクトをご自身のブログなどでそれぞれの方法で記録を残していただきたいです。
○東京「塩の」の塩野さんがずっと桜とともに北上してきてくれます。

［　各地の連絡先　］

広島　庭譚　橋本善次郎　
090-6412-3562
[e-mail]
http://blog.goo.ne.jp/niwatan2001

大阪　創都　清水　亮史
　090-4309-6301
[e-mail]
http://www.souto-garden.com/

愛知　m28e　古川　乾提
090-2184-2086
[e-mail]
http://m28e.jp/

塩の　塩野　潤
090-4244-0526
[e-mail]
http://www.shiono.biz/index.html

岡山　庭や　サカモト　坂本拓也
090-1338-8708
[e-mail]
http://www.sakamoto-garden.com/

地球に生きる

愛知県の庭師 古川です。

昨日アーティストの日比野克彦さんと飲みながら話をしました。



「俺たちは地球に住んでいる住人だ。

　今回の地震は本当に悲しい出来事だが

　日本人は選ばれたんだ。

　世界中が注視しているように

　今回の出来事に世界中がこの後の千年、万年学んでいくだろう。

　そのもとになる形を日本人はつくっていくんだ。」



こんな感じのことを日比野さんは言っていた。

俺たちが今考え、とる行動はこれからの世界の基準となる。


かんがえよう。

そして

行動しよう。

かんがえてみる

塩に強い植物ってなんやろ？





　　　　　　　　愛知県の庭師 古川

緊急庭ＪＡＰＡＮ 自分たちに出来ること on WEB

庭ＪＡＰＡＮのみなさん

愛知県の庭師 古川乾提です。


震災の様子が日々伝えられます。

目を覆うことも、耳を塞ぐことも忘れてしまうような

すさまじい状況です。

自分の茨木に住んでいる友達もその真っ只中にいます。


「もう三日間水がないので送ってほしい。」


携帯に電話がかかってきた。

小さい子供もいるのに

風呂も入れず給水車もいつ来るかわからず

疲弊しきった声でそう言った。


いろいろ手を尽くしなんとか水を用意したけど

どの宅配も走ってなく

自分で持って行くということも不可能と分かった。


「・・・なんも出来へん」




本当に何も出来んのやろか。


普段あんなに熱くモノづくりのことや

環境のことや

人のことを語ってるのに

本当に何も出来へんのやろうか。


自分の片方の腕がダメージをおい

血を流したら

もう片方の手で血を止め

治療をし

頭では状況判断をし

次に取るべき行動を考えていくだろう。


俺は庭師だ。

体が動く。

そこらに転がっているもので形がつくれる。


庭ＪＡＰＡＮには

頭の回転がはやい人

グチャグチャなものをまとめれる人

建物がつくれる人

人にモノを伝えるのがうまい人

絵を上手に書ける人

料理がつくれる人

さまざまな能力のある人たちがいる。


さまざまな能力のある人たちが日本中に散らばっている。


被災地にもいる。



いま、みんなの力が必要だ。


みんなが会って話すことは

すぐには難しいかもしれないが

その日が来たときのために

この場で考えていくことはできる。


「自分たちにできる、自分たちしかできないこと」

をするべき日のために

みんなで考え、声をあげよう。


決して横を向いているわけではないことを伝えよう。


動ける片方の腕が動けなくなった片方の腕を支えよう。


そして地に足をつけ

口でしっかりものを食べ

働くことができなくなっている人たちのために

しっかりと働き

日本が立ち上がっていくためのパワーを蓄えよう。






『　緊急庭ＪＡＰＡＮ 自分たちに出来ること　on WEB　』はじめます。