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東日本大震災復興支援プロジェクト 「庭JAPAN」            第五期: 小畑さんからのメッセージ
宮城県白石市、「よっちゃんの庭工房」の小畑さんからのメッセージです。



宮城の よっちゃんの庭工房 小畑です。
長期にわたる石巻の復興ボランティア作業 お疲れ様でした。
たくさんの皆さんが 応援してくれて 本当に心強く 勇気をいただきました。石巻 吉田邸の作業を見たときには 瓦礫や車の現状に 言葉を失いました。そのくらいたいへんな作業と過酷な条件の中、庭師達が 無償の心でがんばっている姿、 何より 何気ない一言 「キレイになると気持ちいよね」という言葉。帰り際、明日も泥だらけになるであろう道路をみんなでキレイに竹ホウキで掃除仕上げる姿… 復興も庭に通ずる物があると 庭師の心粋に感動しました。
日中の過酷な労働 夜のテント生活で 疲労困憊の姿でも みんな元気に接してくれました。
今回のプロジェクトは ボランティアで作業しただけじゃなく 私達にも 勇気と希望をいただきました。
皆さんの気持ちを大事にして 自分達のできることを精一杯やっていきたいとおもいます。
ありがとう庭JAPAN
!!



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東日本大震災復興支援プロジェクト 「庭JAPAN」         第三期 参加者の声: 甲田さんより
第三期に参加された
大阪、庭心の甲田さんの言葉です。






感じることがたくさんあった





そこに身を置かなければわからない事がたくさんあった



僕たちがやることはとてもシンプルでただそれに向かって一生懸命やった



家の方はとても喜んでくれた



「ほんとうにありがとう」って心から言ってくれた



僕はその言葉を忘れない・・・。



いつも耳にする言葉だけど、心に響いた



人は助け合って生きていかなければならない



生きていくためにそんな当たり前のことをここで学んだ



その当たり前が本当に「大切」だということを










家の方との二枚


みんなすごくいい顔をしてる



こんな顔はなかなかできない



それだけこの場所にはみんな感じたことがたくさんあった



ご一緒させていただいた皆様「本当にありがとうございました」。


                 
              庭心     甲田 貴也





東日本大震災復興支援プロジェクト 「庭JAPAN」            第三期 参加者の声: 北谷さんより
第三期に参加された
大阪、萬葉の北谷さんの言葉です。



 3/11 震災が起こってから気持ちが晴れることはなく
 いくら嬉しい事があってもどこか曇っている感覚は拭えず
 ただ目の前に繰り返される日常を一生懸命にする事だけを
 心にもって行動する。という毎日でした。


 実際、今回の呼びかけに参加するかもかなり悩んだ末の
 決断でした。
 断る理由もたくさんありましたが、
 それでもなるべく早い段階で被災地に身体をおいてみることに
 意味があると考え参加させていただきました。




 向かう途中から
 富山では民家と防風垣と農村の景色が広がり
 新潟では田んぼばっかりの広々とした景色が広がり
 本当に美しい景色がたくさんなることを感じさせられながら
 走りました。


 今回被災地となった場所も、普段は美しい景色がたくさんある場所
 なんだと思います。




 現地に身体をおいて僕らの行った作業というのは
 「庭のいらないものを取り除いていく。」という本当に単純な
 作業の繰返しでした。
 津波によって侵された庭をゼロに戻していく作業です。いつも
 ゼロからプラスに変えてこそ喜んでいただける仕事をしている
 我々ですが、そのシンプルな行為に家の方々はものすごく喜んで
 くださり、希望を感じ、笑顔を見せてくださいました。
 ホンマに何事にも変えがたい喜びを感じさせていただきました。


 少しのキッカケを見ることで人はものすごく希望を感じるのだと
 いうことを学びました。


 また僕自身、「ボランティア」といっても自分のチカラで何かが
 できるとは全く考えられませんでした。
 ただ、今回感じたことを 次回のなにか? これからのなにか?
 に対して自信を持った判断をできればと思っています。
 必ず活きるときがあると思います。


 
 これからまだまだ長いスパンで支援していかなければなりません。
 少しずつでもいろんなカタチで自分らしくできたらと思っています。


 最後にこのような貴重な機会を与えてくださった庭JAPANの方々、
 一緒に作業した高田造園の皆さん、大阪の甲田くん谷口くん。
 本当にありがとうございました!


 シンプルな生活のなかでのシンプルな人間関係はものすごく大きな
 チカラになることもわかりました。
 
 このことはこれからのみんなの生活にもいえることだと思います。
 
 これから生み出すなにかが未来の生活にとってプラスであることを
 願いながら行動していきたいと思っています.。
 
 本当にありがとうございました!





東日本大震災復興支援プロジェクト 「庭JAPAN」                       第三期 参加者の声: 谷口さんより 
第三期に参加された

大阪府、旅象の谷口さんの言葉です。



今回の件では行く前には僕もいろいろと考えさせられました。



そもそも僕にもボランティア精神というものがあまりありません。

インドでは物乞いをする赤ちゃんを抱いたやせ細った母親を見捨てました。

シリアでもバクシーシを求める子供を見捨てました。

その他の国でもそうしました。

理由はガイドブックに与えるなと書いてあるからかもしれません、やりだしたらきりがないからかもしれません、

命の価値に差を付けたくないからかもしれません。



アフリカでは自由に一人旅をする金持ち日本人バックパッカーの僕に出会ったばかりでご飯を作ってくれたりビスケットをくれたりコーヒーを買ってくれたりする現地の人がたくさんいました。彼らは決して裕福ではありませんでした。

国籍や国境を越えた人間同士のふれあいを感じ、それを大事にしようと思いました。



僕は世界には生死に関わる問題を抱えて生きている人達がたくさんいることを知っています。

コンビニにはユニセフの募金箱がある事も知っています。

僕は普段それらを見て見ぬふりをして生きています。

むしろ日本で天災が起こったときにそれの募金箱にお金がたくさん集まりユニセフの募金箱には集まらないことに疑問を持つこともあります。

日本人が日本人を助けるのは当たり前かもしれません。

でも貧困で自分の国の人どころかわが子の命すら救えない人がいる国もあります。

だからといってすべての人を救うことは僕には不可能でそんなにお金もありません。



僕は豚も食べます。鯖も食べます。レタスもキャベツも食べます。

仕事で木を伐採したこともあります。草むしりもします。庭の環境を変えることで微生物の住む環境も変えてしまっています。

僕は生き物を殺して生きています。

僕の行為が間接的に何かの命を奪っているはずです。

でも人は殺しません。猫も殺しません。

僕には命を平等に扱うことはできません。



でも僕はそんな事を深く悩んで生きてはいません。

宇宙のすべてのものは生から死への流れをつくっていると思います。

虫も動物も植物も鉱物も星も。その小さな流れが集まって大きな宇宙の流れができあがっていると思います。

僕はただその宇宙の流れをつくる一素材でしかないと思っています。

だから何をやろうと決して正しくはなく、また間違ってもいないと思っています。そもそもそういう物差しがありません。

すべては流れの一部だと思います。



今回、震災のボランティアに参加するにあたって今書いたようなことは考えました。

行こうと決心したのもボランティア精神ではなく直感やタイミングといったものでした。

出会いというのは偶然ではなく必然であるように思います。

自分の生まれた場所や時も含め、今自分を取り巻く環境は必然的に起こったことのように思います。

その必然性が今回の参加を決める直感やタイミングをつくったように思います。



ただ実際に現地に行って現状を見ればそこには瓦礫がありました。ヘドロがたまっていました。家に車が突っ込んでいました。

放射能も飛んでいたのかもしれません。

そしてそんなところに人が住んでいました。

上に書いたような考えを現地に着いてからしたことはありません。

僕にはスコップを使うこともトラックを運転することも特別なことではなく慣れたことです。

その慣れた事をしただけでそこがきれいになっていき、

Yさんは喜んでくれました。



現地ではシンプルにそれだけのことでした。それだけで十分だと思いました。

感謝すべきは僕の方です。



行けばわかる



大阪で伝えようと思います。

この機会をつくって頂き本当にありがとうございました。





旅象 谷口 祥平



東日本大震災復興支援プロジェクト 「庭JAPAN」               第三期 参加者の声: 加治木さんより 
第三期に参加された

千葉県、高田造園設計事務所の加治木さんの言葉です。







私は、Y邸:倉庫内道具の撤去と、ドロ出しが主な作業でした。

家主と一緒に作業して、いろいろな話を頂きました。

災害時の様子や、倉庫内道具の思い出、地域復興の取り組み方、そして今後の生き方……。

作業が終わった後の、“腰は大丈夫ですか?本当にありがとう”と云う言葉と笑顔は、今でも忘れられません。



正直、目の当たりにした被災地は想像を超えており、言葉もでませんでした。

しかし、復興に向け前向きに取り組んでいるYさんや、ボランティアの皆さんに、私自身も勇気を頂きました。

地元鹿児島も、台風や火山など、天災が多い県です。

帰郷しても、今回の経験を活かして、積極的にボランティアに取り組んでいきます。





高田造園設計事務所 加治木 文明





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プロフィール
名前:
全日本庭サミット 庭JAPAN
誕生日:
2008/01/06
自己紹介:
心に庭をもつ

すべての人たちの

庭としての巣

それが

庭JAPAN



・・・・・・・・・

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ご不明な点は m28e まで↓
info@m28e-tsukuru.jp
tel 0586-82-6582
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